総合評価落札方式とは?価格以外で評価される入札の仕組み
入札公告を見ていると「総合評価落札方式」という言葉を目にすることがあります。 価格の安さだけで決まる従来の入札とは異なる仕組みのため、初めて見る事業者は戸惑うかもしれません。 この記事では総合評価落札方式の基本的な考え方を解説します。
総合評価落札方式とは
総合評価落札方式とは、入札価格に加えて、技術提案の内容、施工計画、過去の実績、地域貢献度などを評価点化し、 価格点と技術点を合計した「総合評価点」が最も高い事業者を落札者とする入札方式です。 単に安さを競うのではなく、品質や技術力も含めて総合的に優れた提案を採用することを目的としています。
価格競争入札との違い
従来の価格競争入札(最低価格落札方式)は、予定価格の範囲内で最も低い価格を提示した事業者が落札者となる仕組みです。 一方、総合評価落札方式では、価格が最も低くない事業者でも、技術評価点が高ければ総合評価点で上回り、落札者となる可能性があります。 発注者にとっては、価格だけでなく品質や施工体制も含めて評価できるメリットがあります。
評価項目の例
評価項目は案件によって異なりますが、一般的には次のような観点が加味されます。技術提案の実現性や創意工夫、 配置予定技術者の資格・経験、過去の同種工事・業務の実績、地域における社会貢献活動(除雪への協力実績など)、 工事の場合は施工計画の妥当性などです。具体的な配点・評価基準は入札公告や特記仕様書に明記されます。
参加を検討する際のポイント
総合評価落札方式の案件は、技術提案書の作成など通常の入札より準備の手間が大きくなる傾向があります。 公告が出た時点でできるだけ早く内容を確認し、提案書作成のスケジュールを確保することが重要です。
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